体表面温度計測用製品に保存されている個人情報漏洩に関するご案内

このたびサーマルカメラや検温リーダーなどの転売品から、個人情報（顔画像）が漏洩しているとの報道がなされております。

弊社が販売致しております、HIKVISION製「検温機能付顔認証リーダー」も、検温結果や入退室の履歴管理を目的とした、画像蓄積の機能を標準機能として搭載しております。

その為、運用方法によっては、同様の結果を生じる可能性がございますので、ご利用頂いておりますお客様におかれましては、ご注意の上、ご使用いただきますようご案内致します。

＜顔画像を取得している場合＞
顔画像を取得している場合には、カメラにより自らの個人情報である顔画像が取得されていることを利用者に対して再度周知し、隠し撮りなどといった個人情報の不適正取得とならないようにカメラが撮影中である事を表示するなどしてお客様が撮影されていることを認識できるようにする措置を講じることをお願い申し上げます。

＜転売や廃棄時の対応＞
サーマルカメラや検温リーダー等に記録された顔画像とこれと一緒に登録された体温などの情報は、「個人情報」に該当致しますので、それらの機器を譲渡などで第三者に渡る場合には、記録データの確実な消去をお願いします。消去方法に不安がある場合は、データ消去企業に引き取っていただくか物理的な破壊などの安全管理の観点からの対応をお願いします。

＜法令違反＞
蓄積された顔画像等の個人情報のデータを消去せずに転売や廃棄することは、個人情報保護法に抵触する恐れがあります。

また、弊社は「工業会 日本万引防止システム協会」に所属しており、こちらの協会からも同様の注意喚起文書が発出されており、これに準じてお客様へのご案内、ご対応を行って参ります。

＜参考＞

■防止システム協会HP
https://www.jeas.gr.jp/index.html
サーマルカメラ等に保存されている個人情報（顔画像）漏洩に関する注意喚起

■データ削除手順資料